【膝外側ノ痛み・腸脛靱帯炎】高2 女子短距離選手

主訴、病歴
右膝外側の痛み、走るとコーナーで痛くなる。 2~3週間前ジョギング中にピッキッとしたものを感じた。 整形外科を受診し、靱帯が骨と擦れて炎症を起こしていると診断され、湿布と抗炎症剤を服用しているが、なかなか治らない、と来院する。
施術、経過
脛骨外側、腸脛靱帯付着部に圧痛があり、そこの炎症と思われた。 3日後の来院時、1回目の治療の翌日は、痛みは無かったが、2日後はまた、カーブで痛くなった。とのことで、2回目の治療後は、キネシオテープをして、軽い練習から始めるように指導。 4回目の来院時(初診から8日目)は、もう走ってもコーナーも痛くないとのことで治療を終了する。今でも、時々メンテナンスに来院するが、再発は起こっていない。

【膝軟骨の変性による痛み?】53歳、男性、市民ランナー

主訴、病歴
右膝の痛みを訴えて来院、曲げ伸ばしが痛い、歩いていると違和感がある。これは、半年前駅伝に走ってから、何日後かに痛くなった。某総合病院を受診しレントゲン撮影の結果、軟骨が擦り減っていると診断され、治療を受けるが一向に改善されない。
施術、経過
検査の結果、膝関節機能不全による膝蓋下包への軽い刺激をおこしていると思われた。膝関節の調整後その場で痛み、違和感とも無くなり喜んで帰られる。

【股関節痛3】高校女子ソフトボール・ピッチャー

主訴、病歴
右鼡径部の痛み、右足に体重が加わると痛みをかばう様に沈み込むような、大きな蟹股跛行がある。 これは、2週間前より自然に起こり、医者には診てもらっていない。
施術、経過
検査では、恥骨筋からの痛みと思われた。 治療後直ぐに痛み歩行とも改善された。 翌日再来院してもらったが、ピッチングでも痛みは無く、調子良かったとのこと。 遠方からの里帰りだったので、治療を終了する。